人生に影響を与えるビリーフとは何か?自己否定を手放そう!
ビリーフとは?
こんにちは。みゅんです。
前回、自己肯定感について書きました。自己肯定感とは「何かができてもできなく
ても、
自分という人間は存在しているだけで価値がある」と思えることだと
お伝えしました。
今日は、その自己肯定感が低くなる原因について説明したいと思います。
私たちは主に、幼少時に体験した出来事に影響を受けて、何かしらの価値観、
信念、思い込み、常識などを持つようになります。
それを「ビリーフ」と言います。
ビリーフとは
・思い込み
・信じていること
・価値観・信念
どのようにして形成されるか?
⒈強い感情をともなう体験
⒉強い影響力を持つ人(主に両親)
・3歳ぐらいまでのビリーフ→生き延びるために身につける
・3~6歳までのビリーフ→周囲の期待にこたえるために身につける
・13歳以降は強化行動
ビリーフの多くは幼少時の6歳位までに作られると言われます。
その時期に親や周りから言われた言葉や出来事から、「自分自身で学んで身につけ
たもの」です。13歳以降はその身につけたビリーフや価値観を証明しようと、
強化するための行動をとるようになります。
ビリーフを表す言葉
・私は~だ
・私は~できない
・私は~を信じている
・~すべきである
・~しなければならない
人はビリーフによって、その場面や状況に応じて思考し、感情を感じて、ふるまい
や行動をとる、というように、自分で無意識に決めています。
そのため、思考で何かを変えようと思っても、なかなか変わらない、という状態に
なり、行動に制限をもたらし、悩みや苦しみが作り出されます。
幼少期にどんなビリーフを取り入れたのか?
では、幼少期に親からの刷り込みでどのようなビリーフを取り入れたのか?
いくつか、例をあげてみたいと思います。
・いい子にしてたり、成績がいい時だけ親はほめてくれた
→「だから、ありのままの自分では愛してもらえない」
・かわいい言動やふるまいをした時だけ親はかわいがる
→「だから、自分は成長しないようにしよう」
・親に期待していたけれども裏切られた
→「だから、自分は人を信用しない」
・親から毎日ひどく叱られた
→「だから、自分は価値のない人間だ」
間違ったビリーフを刷り込んでしまう2つの理由
では、なぜ、幼少期に誤ったビリーフを刷り込んでしまうのか?
それには、理由が2つあります。
1つ目は、親からの愛情を得るためです。
幼少期は、親からおむつを替えてもらったり、食事を与えてもらったりと、
全てを親に依存しているため、親から愛情を得られるかどうかは、生きるか、
死ぬかを意味しています。つまり、親から愛されることで、自分の命や欲求を
満たすことにつながるのです。
2つ目は、幼少期の頃は、知識や経験、思考力が大人に比べると、まだ発達して
いないためです。
小さい頃は、大人と比べると経験や知識がないため、極端なものの見方や考え方、感じ方によってビリーフが作り出されていきます。
そのため、事実とは異なる偏った思い込みや極端なものになったりしがちです。
まとめ
私たちは、幼少期の頃に、親からの愛情を得られなかった時に感じた痛みを
大人になっても、夫婦、親子、恋人、友人などの関係で、再び繰り返すことが
あります。それは、子どもの頃に感じた怒りや、悲しみ、寂しさなどの感情が
まだ残っていて、相手に親を投影し、それを再び再現しているからです。
もし、その感情をずっと繰り返すことで生きづらさにつながるのであれば、
まずは、その感情を感じてみることが大切だと思います。
どんなふうに感じたのか、悲しかったのか、腹が立ったのか、怖かったのか、
誰に対してそう感じたのかなど、子どもの頃の自分に戻ったつもりで、言葉に
してみる。言葉に出すことが難しければ、ノートに書いてみるのもいいと思います。
私も、その時に感じた怒りや悲しみ、傷ついたことなどをとにかくひたすら
書きまくります。とにかく汚い言葉や、恨みや罵りだろうと関係なく
自分の思いをぶちまけます(^^;)
大事なことは、自分の思いをすべて吐き出すということだと思います。
そうやって、自分と向き合うことで見えてくることがあります。
起こった出来事は変えられませんが、そのことに対してのとらえ方は自分で
変えることが出来ると思います。
今の自分に必要のない思い込みは、手放してみることで何かが変わっていくかも
しれませんね(^^♪
それでは、また♪