夏がくると思い出す!ドラマ「すいか」の心に効く言葉たち。
夏になると思い出すドラマ
こんにちは。みゅんです。
今日から7月ですね!ホント、時間が過ぎるのは早いですね~
さて、今日は毎年夏になると思い出すドラマを紹介したいと思います。
みなさんは、「すいか」というドラマをご存じですか?
2003年7月に日本テレビ系列で放送されていたのですが、視聴率はイマいち
だったようですが、第22回向田邦子賞(脚本・木皿泉)、第41回ギャラクシー
賞優秀賞、第21回ATP賞2004テレビ記者賞を受賞している作品です。
「すいか」の心にしみるセリフ
ドラマの内容としては、人生に行き詰った信用金庫に勤める30代のOLが
実家を出て、下宿「ハピネス三茶」に住み始めたことをきっかけに、そこでの
人との出会いを通して成長していく過程を描いたものです。
ドラマのストーリーやキャラクターはもちろん魅力的なんですが、何といっても
ドラマの中に出てくる数々のセリフが心にしみ、ツボにはまります。
教授「あなた、この世にそんな女がいるなんて信じられないって思いましたね今」
基子「はい」
教授「それは違います。いろいろいていいんです」
基子「私みたいなもんも、いていいんですかね?」
教授「いてよし」
自分の存在価値を見失いそうな時に、この「いてよし」を思い出します。
そのまんまの自分を肯定する大切さを、さりげなく伝えています。
基子「(母に向けて)私、自分で何か決めたの生まれて初めてなのよ。うちを出て、自分の力でなんとか暮らしていこうって。
それで不幸になってもかまわないって。私、自分の納得する人生を送りたい」
基子の母「あんたの言うとおりよ。ずっと一緒なんて無理な話よ」
基子「お母さん」
基子の母「ああ、親なんてつまんないわよね」
主人公が、母親から本当の意味での自立をするシーンです。
今までずっと母親の庇護のもとで暮らしてきたけど、何となく生き苦しくて
自分がどうしたいかわからず、煮詰まっていた中で、初めて自分で決めたこと。
自分の人生を生きるという、決意表明ですね。
母親の「ああ、親なんてつまんないわよね」というセリフも、自分の子供が
自立していく嬉しさと寂しさを表していて、ジーンときてしまいます。
教授「20年先でも今でも同じなんじゃないかしら。自分で責任を取るような生き方をしないと納得のいく人生なんて送れないと思うのよ」
人生に起こることのすべてを引き受ける覚悟さえあれば、何があっても
自分を信じて生きていけるということだと思います。
自分がふと迷ったりした時に、このセリフを思い出します。
まとめ
私はこのドラマが好きすぎて、とうとうDVDを購入してしまいました(^^;)
「すいか」を観ると当たり前のように過ごしている中に、大切なことが
あるんだと気づかせてくれます。
何気ない日常の中にある、キラキラした宝石のような瞬間。
生きているといろいろあるけど、それも人生の中でのほんの一部にすぎない。
何となく迷ったときや、心がささくれだった時に見たくなる心の処方箋で、
生き方の哲学が詰まったドラマだと思います。
もし機会があれば、どうぞ♪
それでは、また♪