怒りの感情。怒りの下にある本当の気持ちは?怒りとどうつきあうか。
怒りの正体
こんにちは。みゅんです。
今日は、「怒り」について書いてみたいと思います。
毎日の生活の中で、イライラしたり、ムカついたりすることってありますよね?
カッとなって頭に血が上り、つい怒鳴ってしまったり、「キーッ」となって
モノに八つ当たりしたり。そして、そんな自分がイヤだと落ち込んだり・・。
なんとも、やっかいですよね。
では、人はどんな時に怒るのでしょうか?
たとえば、理不尽なことを言われた時。ウソをつかれた時。話が全然通じない時。
自分の期待した通りにいかない時など。いろいろとあると思います。
たとえば、人から理不尽なことを言われた場合、イラっとして腹が立ちます。
「何でそんなこと言われなきゃいけないの!」と怒りがこみあげてきます。
その時に、相手からそれを言われてどんな気持ちだったのかを感じてみて下さい。
そうすると「傷ついた」、「そんな風に言われて悲しかった」などの別の
感情があることに気づきます。
このように怒りの下には、悲しみや寂しさといった本当の感情が隠されています。
私たちは、この悲しみや寂しさを感じたくないために、感情に蓋をします。
そして、怒りという感情を使うことで、自分を守っているのです。
怒ることで、何を伝えたいのか?
では、怒りという感情を使って、何を伝えたいのでしょうか?
それは「わかってほしい」「助けてほしい」「愛してほしい」などの
心の叫びです。
また怒りっぽい人は、「~すべきだ」や「~ねばならない」などの考え方をする
ことが多く、物事を自分の思い通りにしたい、自分の期待した通りに動かしたいと
いう気持ちが強いようです。
それは、不安な気持ちが強いという表れでもあります。
この前、コンビニのレジで店員さんに大声で怒鳴り散らしているおじさんがいたん
ですが、「その態度は何だ。バカにしてるのか!」とキレまくっていました。
そして、しまいにはカウンターの台をドン!と手で叩き、暴言を吐きながら
出ていったんですが、その時にふと思ったのが
「弱い犬ほど、吠える」(笑)
カッとなる人ほど、自分に自信がなく劣等感が強いので、それを隠すために
虚勢をはり、怒りを使って相手を自分の思い通りにしようとします。
本当に自信のある人は、多少のことでイラついたりせず「ま、しゃーないな」
ぐらいに流せると思うんですけどね~。
まとめ
では、怒りの感情とうまくつきあうにはどうすればいいでしょうか?
まずは、「怒っているんだ」ということを自覚することです。
その時に「あいつのせいでイライラする」ではなく、「私が怒っているんだ」と
認めること。ただ、「あーそうなんだ」と認めることです。
そして、何に対して自分は反応しているのか、を見つめてみることです。
「あの人があんなこと言ったから!」や「あの人はこうだから!」と相手に
原因を求めてしまいがちですが、それはきっかけにすぎません。
自分の何か触れたくない部分が反応して、ドカーンと爆発しているのです。
というのも、同じことを言われても何とも思わない人もいるからです。
自分の中にある「~すべき」「~しなければ」「~でないとダメ」「普通は~」
「~してほしい」など、何かしらの価値観や思いこみがあると思います。
自分の内側を見つめていくと、本当はどうしてほしかったのか?何を言いたかった
のか?など、本音が見えてくると思います。
そして少し勇気がいりますが、相手にその思いを伝えてみるということ。
「〇〇と言われて、私は悲しかった」「〇〇だから、私は寂しかった」など、
素直に自分の気持ちを伝える。その結果、相手がどう言うか、どう受け止めるかは
わかりませんが、少なくとも何も言わず怒りをぶつけ合うよりは、建設的だと
思います。
怒りを感じることは、別に悪いことではないのです。
怒りの感情を否定せず、上手くつきあっていくことが大切だと思います。
言うのは、簡単なんですけどね・・(笑)
焦らず、じっくり取り組んでいきたいと思います♪
それでは、また♪