幸せは自分次第。誰かと比べても意味がない。
幸せの基準値
毎日、慌ただしく目の前のことをこなしているだけでは、充実感を
得られないし、また同じような一日が過ぎていくだけ。
でも、当たり前のように続くと思っていた日常が、何の予兆もなく
崩れてしまう「突然の不幸」が、自分の身に起こった時に気づく。
平穏な日々がいかにありがたいか。
ご飯がおいしいとか、よく眠れたとか、今日も一日無事に終わったとか、
そんな何でもないささやかな日常。
昔に比べると、自分の幸せの基準値が低くなっていることに気づいた。
以前は、もっとお金があったらとか、やりがいのある仕事とか、モノを
持つことに執着したり、これさえあればうまくいくのに・・って
思ったりもした。だけど、また必ず次の欲しいものが出てくるし、
手に入れても満足することが出来なかった。
上辺だけの条件に幸せをゆだねていると、条件が揃わないと幸せを
感じられなくなってしまう。そして、思い通りにいかないことなんて
当たり前だから、いつまでたっても心は満たされない。
足りないことやできないことをいくら嘆いても、何も変わらない。
幸せのかたちは人それぞれ
幸せって自分の考え方や受け取り方次第だと思う。
今の生き方が楽しいか?楽しくないか?
何にフォーカスするかは、意識的にしろ、そうでないにしろ、
すべて自分で選んでいる。
自分が楽しいと感じることをどんどんやってみるのか。
それとも、毎日がつまらないとぼやきながら、過ごすのか。
誰かと比べても意味がないし、そんなことをしている内に
あっという間に人生が終わってしまう。
死ぬ時に、いくら後悔しても時間は戻せないのだ。
幸せのかたちは人それぞれだし、自分の人生に満足していれば
それでいいのかもしれない。