大人のおしゃれ事情。
今までの服が似合わない
４０歳を過ぎた辺りから、今までの服が似合わなくなったことを実感した。
体重は昔とあまり変わらないのに、体型が年齢とともに変化している。
悲しいかな、ジーンズが恐ろしいほど似合わなくなり、カジュアルな恰好が
ただの部屋着にしか見えない。
これが巷で言われている「おしゃれ迷子」というものか、と納得。
もともとファッションは好きで、コーディネートをあれこれ考えたり、
特に靴が好きだったので、やたら靴を買い集め、眺めては楽しむという
変態的な趣味にハマっていたこともあった(^_^;)
以前は毎朝着るものに悩み、コーディネートをあれこれ考えたりもしたが、
結局、着る服はだいたいいつも同じパターンだった。
そして４０歳を過ぎた頃から、自分の外見と自分の好きなテイストの
ファッションが似合わなくなってきた。
「何となく微妙だな～」と思い始めると、どんな格好をしても
イマイチ気分が乗らず、自分のイヤな部分だけが目につき、
次第に自分が何を着たいのかもわからなくなっていった。
「とりあえずこれでいい」という妥協で、服を着ているうちに
テンションは下がり、おしゃれも楽しくないし、気分も滅入る。
「このままじゃ、まずい・・」と焦り始め、手当たり次第に
ファッション誌を読み漁ったり、街行く人のファッションを参考に
しながら、とりあえずいろいろ試してみることにした。
若くはないということを受け入れる
２０代の頃は若さという特権で、ある程度どんな格好でもOKだが
年を重ねていくと、肌や体型の変化に伴い、またいろんな経験を積んで
いく内に、内面的なものが自分の個性として現れていくのかもしれない。
だから今まで着ていたものが、似合わなくなってくるのはごく自然な
ことかもしれない。
４０歳を過ぎても、必要以上に若さに固執してしまうと痛々しいので、
「もう若くはない」ということを受け入れつつ、少しづつ変化していく
容姿を楽しめるような大人の余裕を持ちたいものだ。
できれば、その変化を少しでもゆるやかに抑え、いい感じに年を重ねて
いきたいと思うが、なかなか現実は厳しい(笑)
自分らしさを知ること
年齢や体型、ライフスタイルの変化、流行などによって、服の好みも
少しづつ変わっていくと思う。
私自身、以前はカジュアルな恰好が好きだったが、今はシンプルで
少しキレイめな感じを着るようになった。
その一方で「着るだけでテンションが上がる服」などは、やっぱり
変わらなかったりもする。
変わっていく部分と変わらない部分。
どちらも自分にとって必要で、それが自分らしさにつながって
いるのかもしれない。
何が好きで、どんな自分になりたいのか。
自分を知ることは、大切だ。
今の自分を受け入れつつ、今自分が着たい服を着ようと思う。
とりあえず、試行錯誤を重ねながら自分のスタイルが
見つかればいいなと思う。
